今回は初回に書いた自己紹介記事で、
ホロライブについて軽く触れたのでそこを掘り下げていこうかなと。
自己紹介記事はここから飛べるよ↓
■沼にハマる前のVTuberの印象
今の私は見事にホロライブなどのVTuberに沼っていますが、
実は昔は否定的でむしろ嫌っていたりしました。もちろん心の中でね。
食わず嫌いといえばそうなんですが、どうしても蚊帳の外から見ると
いつもなにか炎上していて敬遠していました。
そんな私がVTuberに沼ったのは、まだ通信制高校にいた2021年、
夏色まつりのApexガチャ配信の切り抜きを見たことが全ての始まりでした。
当時は食わず嫌いをしていたので、この動画が出てきたときもスキップしようとしてました。
でも、せっかくだし見てみようかな?って思って全て見たときには、
私が食わず嫌いしていたんだなということに気付かされました。
蚊帳の外から見る景色と、中で見る景色は全く違うものでした。
そこからは徐々に他の動画と同じように切り抜きを見るようになっていきました。
そう、この時点ではまだ沼にまでは入っていなかったんです。
推しもおらず、独学でプログラミングを勉強しているお供として
字幕付きの切り抜きはとても最適というのが当時の感覚でした。
■沼にハマったきっかけ
ある程度時間が経ち、VTuberというコンテンツへの
食わず嫌いがなくなった頃ある大きな発表をみました。
それは、ホロライブ6期生(holoX)のデビュー告知です。
この発表ビデオを見て、時間が合えばリアタイで初配信をみたいな~って思ったのが
沼にハマった一番の要因でした。
でも実は、リアタイで初配信を見られたのはラプラス・ダークネス(以降ラプ様)ただ一人だけでした。
それ以外は予定が合わなくて切り抜きだけ見る、そんな感じだったんですが、
初配信をリアタイしたラプ様に私は見事に沼ってしまいます。
・声が好き
・歌がうまい
・ツッコミがキレッキレ
と完全に推しになってしまいました。
そこから沼にハマるまではもう早すぎた。
そう、holoX自体も好きになってしまいました。多分この間1週間くらい。
世界征服を企むholoXの構成員(以降holoXer)になってしまいました。
あれだけVTuberを敬遠していた私が。
そこからはもう推し活をする普通のファンになり、
やがてホロライブ全体を推すいわば箱推しになっていました。
敬遠していたときの当時の言い方をするならば、
いつの間にか私は”蚊帳の中”に入っていました。
■蚊帳の中に入って気づいた、”VTuberを推す”ということ。
VTuberというのは、良くも悪くもバーチャルでできた存在で、
生身のアイドルなどとは一線を画している存在です。
もちろん、箱推しだと新たな出会いや別れ、
時には告知無しでの突然の別れといった出来事も経験しました。
その中で気づいたことは、VTuberという存在はどんな形であれ終わりを迎えた時、
見ていたリスナーにとってとても大きな喪失感を感じる、ということでした。
それは前向きな理由だろうが突然の出来事だろうが、
推している限り私の場合は不可避な出来事でした。
私がVTuberを見始めた時はちょうど桐生ココというVTuberが卒業した2週間後くらいでした。
ホロライブの中では会長と呼ばれたドラゴンですね。
当時ホロライブを見る前の私はこの卒業ライブが
Twitterのトレンドに入った理由がわからずにいました。
でも、蚊帳の中に入るとその理由はよくわかりました。
私の推し活の中心にいるラプ様が卒業して
二度と見れなくなったらと思うと胸が張り裂けそうな気持ちになります。
これが、"VTuberを推す"ということなのだろうと気づきました。
”推しは推せる時に推せ”という言葉があります。
これはVTuberに限らず言える言葉ですが、VTuberの場合、
終わりを迎えると基本的にもうその推しをリアタイで見る機会はなくなってしまいます。
それすなわち、推すことができなくなるということです。
だからこそ”全力で推せる時に推す”。
これが、VTuberを推していく上で後悔しない推し活なんだろうと思います。
■初めて経験した推しの卒業
ここまでの記事を見て、多くのホロリスの方々は
誰の卒業のことかわかるかなと思います。
そう、沙花叉クロヱの卒業です。
いやー、まさか5人が欠けるってイメージが沸かなかったからこそ、
それを見た時は喪失感が半端ではなかったです。
でも、体調が優れてないことも多かったし、
ゆっくり休める機会ができたという意味では、すごく良かったのかなと。
それでも、私は5人のholoXがリアルライブでユニット曲を歌っているところを
見るのが夢だったのでそれがもうないのかと思うとしんどくて仕方なかったです。
ただそんな気持ちを楽にさせてくれた言葉が、3周年ライブの中にありました。
会場でholoXライブがしたいです。
だからその時はクロたんを引きずり出します。〜〜 中略 〜〜
夢が出来た!
そうこよりちゃんが言ってくれました。
もしできなかったとしても、そう言ってくれたこと、
それだけでもやり場のない喪失感を拭うことができました。
また、その語ってくれた夢は私自身の夢にもなりました。
そして、2025年1月26日、沙花叉クロヱはホロライブを卒業しました。
これは人によると思いますが、どちらかというと
「バイバイ」ではなく「またね」な終わりだったので、
思っていたよりかは喪失感はありませんでした。
この思いは最後に手紙のように残されたオリ曲にも表れています。
あなたが行く先の何処かで
袖が触れたら笑い合いましょう
絡めた小指解けども
結び合った仲でしょう
あなたの行く先の何処かへ
一足先に迎えにいくよ
涙もいつか今を彩る
忘れないでね
僕らに光あれ
形が違えどまた何処かで元気な姿が見れたなら。
素晴らしい歌声をまた聞けたなら。
そのアイデンティティな字をまた見れたなら。
欲を言えば"沙花叉クロヱ"として、
リアルライブの1曲だけでも歌ってくれたなら。
私はそんな願いを抱えながら、今日もまた蚊帳の中で推し活に励むのでした。